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シングルマザーが子供と安心して生活するためには、正社員として働くのが一番です。正社員であれば、多くの場合、非正規社員より収入が高く、雇用の面でも安定しています。
ただ、シングルマザーは、就職・転職活動に十分な時間や労力をかける余裕はありません。シングルマザーは、自分一人で仕事や家事、育児の全てをこなさねばならないからです。
また、シングルマザーは、育児のために残業できる時間に制限があったり、土日勤務が難しかったり、働く上での制限が多いです。職歴や学歴に自信がなかったり、就職・転職に有利な資格をもっていなかったりするかもしれません。
シングルマザーが希望の条件で正社員としての就職・転職を成功させるには、転職エージェント、転職サイトの併用がおすすめです。
このページでは、正社員を目指すシングルマザーが、転職エージェントと転職サイトを併用すべき理由について、お話しします。
転職エージェント、転職サイトとは
転職エージェント、転職サイトは、求職者に対して求人情報を提供するサービスです。
転職エージェントは、インターネットもしくは電話を通してサービスを利用することができます。転職サイトは、インターネットを通して利用できます。
利用にあたり、どちらもお金は一切かかりません。求人を行っている各企業が、それぞれのサービスに対して掲載料や紹介報酬を支払っているためです。
転職エージェントと転職サイトは、「担当者によるサポート」の点で、大きく異なります。
転職エージェントと転職サイトの違い
- 転職エージェントの場合、求人探しから入社まで担当のアドバイザーにマンツーマンでサポートしてもらうことができます。転職エージェントを利用すると、アドバイザーが持つ求人情報の中から、シングルマザーの希望の就労条件に合うものを紹介してもらうことができます。また、応募書類や面接を突破するためのアドバイスをもらえたり、就職・転職に関する様々な相談にのってもらえたりします。
- 転職サイトの場合、求職者が自分でサイト上の求人情報の中から条件に合うものを探して応募します。担当のアドバイザーはつきません。
このように、転職エージェントと転職サイトは、求職者に求人情報を提供するサービスです。ただ、担当者によるサポートの点で、両者のサービスは大きく異なります。
これらのサービスを利用すれば、毎日仕事や家事、育児に忙しく、残業や休日出勤など働く上で制限の多いシングルマザーでも、手軽に就職・転職活動を行うことができます。
転職エージェント・転職サイトを併用すべき3つの理由とは
シングルマザーが正社員になるためには、転職エージェントと転職サイトの併用をおすすめします。
たしかに、シングルマザーの多くは、毎日仕事や育児、家事に忙しく、時間的、体力的な余裕がありません。複数のサービスの利用は、手間かもしれません。複数のサービスから連絡が来ると思うと、面倒に感じる人もいるでしょう。
ただ、サービスの併用には、それらのデメリットを大きく上回るメリットがあります。ここからは、転職エージェントと転職サイトを併用すべき3つの理由について、みていきます。
理由①:希望の条件に合う求人を見つけられる
転職エージェントと転職サイトの併用をおすすめする1つめの理由は、「希望の条件に合う求人を見つけられる」ことです。
シングルマザーの多くが希望する「残業少なめ」「土日祝休み」「女性が働きやすい」などの条件を満たす正社員の求人は、少数です。シングルマザーが希望の条件に合う求人を見つけるには、「多くの求人の中から探すこと」が鍵です。
転職エージェントと転職サイトを併用すれば、質の異なる多くの求人情報を得ることができ、希望の条件に合うものを見つけやすくなります。
転職エージェントが扱う求人は、約8~9割が非公開のものです。求人を公開して、他の企業に今後の事業戦略を知られるのを避けるため、また、求人を非公開にすることで、応募の殺到を抑えて効率良く採用を決めるため、非公開で求人を行う企業が増えてきています。
これらの情報は、転職エージェントを利用しない限り、得ることはできません。
転職サイトが扱う求人は、情報を公開して募るスタイルの求人です。公開求人の情報は、転職サイトを利用することで効率良く得ることができます。
シングルマザーが正社員を目指すにあたり、公開求人のチェックも欠かせません。
このように、転職エージェント、転職サイトを利用すれば、非公開求人、公開求人の両方の情報を抑えることができ、シングルマザーの希望の条件に合うものを見つけやすくなります。
理由②:相乗効果で就職・転職力をアップできる
転職エージェントと転職サイトの併用をおすすめする2つめの理由は、「相乗効果で就職・転職力をアップできる」ことです。
まず、転職サイトを利用することによって、応募を考えている業界・業種全体の求人の状況を把握することができます。その上で転職エージェントを利用すれば、アドバイザーから紹介を受けた求人について、全体の状況を踏まえて応募の判断をすることができます。
例えば、シングルマザーの希望する年収が300万円だったとします。そして、アドバイザーから紹介を受けた求人の年収が、希望通りの300万円だったとします。すると、その求人は、シングルマザーにとって「申し込むべき求人」となります。
しかし、その求人と同じ業界・業種の年収の平均が350万円であり、それをシングルマザーが知っている場合はどうでしょうか。その求人は「応募を検討する求人」になります。
もちろん、転職エージェントのアドバイザーから、全体の状況を教えてもらうことはできます。ただ、「一見は百聞にしかず」といいます。転職サイトを通してサラッと全体を把握しておくと、応募する求人について適切に判断できる軸を自分の中につくることができるでしょう。
そして、転職エージェントのアドバイザーから、応募書類の添削や就職・転職活動についてのアドバイスなどを受けることによって、正社員としての就職・転職を成功させるために必要な力をさらに高めることができます。
この際、シングルマザーが効率良く正社員になるためには、転職エージェントは2社を目安に併用すると良いでしょう。
というのは、転職エージェントによって、サービス内容が若干異なるからです。転職エージェントを併用して幅広いサービスを受けることによって、正社員としての就職・転職を成功させるために必要な力を漏れなく伸ばすことができます。
例えば、大手の転職エージェントには、「リクルートエージェント」「マイナビエージェント」があります。ここで、両社のサービス内容の違いを、面接のサポートの面からみてみましょう。
業界No.1の実績のある転職エージェントであるリクルートエージェントは、面接対策として採用担当者にしっかり自分をアピールするテクニックなどのアドバイスに重点をおいたサポートを行っています。
一方、マイナビエージェントでは、面接対策として模擬面接に重点をおいたサポートを行っています。模擬面接を通して、アドバイザーから一般的なマナーから話し方、質問への回答内容などのチェックを受け、アドバイスをもらうことができます。
このように、面接対策だけを比べてみても、2つの転職エージェントの間には違いがあります。転職エージェント2社からサポートを受けることで、正社員としての採用に必要な力を漏れなく伸すことができます。
また、2社の転職エージェントからサポートを受ければ、それぞれのアドバイザーに、違う視点から、就職・転職に有利となるシングルマザーの強みを引き出してもらえます。
強みが多ければ、採用試験の際、企業のニーズに合わせてアピールする強みを使い分けることができます。そうすれば、シングルマザーの正社員としての採用の可能性は一気に高まるでしょう。
当サイトの管理人である私は、未婚のシングルマザーです。
私は息子が小学校に入学するのを機に、職場を変えることを決意しました。
私は、リハビリテーションの専門職のひとつである作業療法士の資格を持っています。一般に、作業療法士の資格は、正社員としての就職・転職に有利に働きます。
ただ、介護保険が始まって以来、リハビリテーションの業界は365日体制で仕事をするのが主流となり、保育園や学童が閉園している日曜日や祝日、お盆、年末年始も出勤するのが当たり前になっています。残業時間も長いです。そのため、子供のスケジュールに合わせて働ける職場は、極めて珍しいのが現状です。
そこで、私は、リクルートエージェントとマイナビエージェントを利用して、転職活動を行うことにしました。
作業療法士として正社員での採用に向けて、リクルートエージェントのアドバイザーからは、自分の強みとして、私が以前修得した専門的な「検査スキル」をアピールするようアドバイスを受けました。その検査スキルは、「作業療法士の免許を持つ者が3日間研修を受け、さらにレポートを10個提出して合格しなければ、検査者として認定を受けられない」というハードルの高いものでした。
マイナビエージェントのアドバイザーからは、「学生指導の経験」を強みとするアドバイスを受けました。これは、私にとって目から鱗でした。
作業療法士は、臨床経験4年以上で学生の実習指導者になることができます。私には、作業療法士として10年以上の経験があります。1年間に3~4名ほどの学生を担当してきました。ただ、それまで転職の面接試験で学会発表の経験をアピールすることはあっても、学生指導については一度も話をしたことがありませんでした。
しかし、マイナビエージェントのアドバイザーによれば、現在、リハビリテーションの業界は、中堅~ベテランのスタッフの人数が少ないのに対して、経験年数が少ないスタッフが多い状況にあり、スタッフの育成に力を入れる施設が増えてきていることから、学生指導の経験も十分強みになるとのことでした。
実際、応募先の施設の面接を受けてみたところ、マイナビエージェントのアドバイザーが言っていた通り、スタッフの育成に力を入れていることがわかりました。
そこで、学生指導の経験を中心にアピールしたところ、採用担当者の反応は良く、「ぜひ、(うちに)来て欲しい」と言ってもらうことができました。そして、アドバイザーに出勤日と残業、さらに給料の交渉をしてもらい、希望の条件で転職することができました。
このように、転職エージェントを併用すれば、トータルとして幅広いサポートを受けることができ、シングルマザーが正社員としての就職・転職を成功させるために必要な力を、漏れなく伸ばすことができます。
その上で、転職サイトからも就職・転職活動を行えば、シングルマザーが正社員になれる可能性はさらに高まるでしょう。
理由③:競合により、良質なサービスが受けられる
転職エージェントと転職サイトの併用をおすすめする3つめの理由は、「競合により良質なサービスが受けられる」ことです。
転職エージェントは、自社のサービスを通して求職者が就職・転職しない限り、企業から報酬をもらうことができません。求職者が他サービスから就職・転職した場合、タダ働きをしたことになります。
したがって、アドバイザーは、担当になった求職者が他の転職エージェントや転職サイトを利用していることを知れば、自社のサービスから就職・転職してもらえるよう熱心に取り組んでくれるようになります。
たしかに、アドバイザーに他のサービスの併用を伝えるのは、気が引けるかもしれません。
ただ、実際、複数のサービスを利用している人がほとんどです。そのことは、アドバイザーも十分承知しています。しがたって、気にする必要はありません。
仮に、併用を伝えて対応が悪くなるアドバイザーがいれば、担当を変えてもらえば済む話です。アドバイザーとの相性が良くない場合も同様に、担当を変えてもらうことができます。担当変更を希望する際は、「他のアドバイザーの意見も聞いてみたい」などと言えば良いでしょう。
転職サービスを併用するにあたり、アドバイザーには、他のサービスの利用状況を正直に伝えることをおすすめします。他のサービスの利用状況とは、応募した求人の有無、面接日、採用が決定するまでにかかる日数の目安などです。
他のサービスの利用状況がわからなければ、アドバイザーは、シングルマザーの就職・転職活動について、スケジュールをうまく立てることができません。第一希望の企業から採用の通知が来るのを待っているうちに、他のサービスを通して応募した企業から採用の連絡を受け、返事を迫られる可能性もあります。
また、すでに他のサービスから応募している求人の紹介を受け、応募済みであることを伝えずに断った場合、アドバイザーは「このような求人は好まないようだ」と判断します。そうすると、今後、同じような求人があっても、紹介を受けられなくなるかもしれません。
さらに、2つの転職エージェントから、誤って同じ求人に応募してしまう危険性もあります。その場合、双方の転職エージェントに迷惑をかけることになります。応募先の企業にも、相当悪い印象を与えます。応募は、当然取り消しになるでしょう。転職エージェントから引き続き同様のサービスを受けるのも、厳しいかもしれません。
したがって、転職エージェントのアドバイザーには、利用状況も含めて他のサービスの併用を正直に伝えることが大切です。そうすれば、シングルマザーの就職・転職の成功に向けて、各アドバイザーから最大限に尽くしてもらうことができます。
このように、転職エージェント、転職サイトの併用には大きなメリットがあります。シングルマザーが希望の条件で正社員として就職・転職するには、転職エージェント、転職サイトの併用をおすすめします。
まとめ
このページでは、正社員を目指すシングルマザーが、転職エージェントと転職サイトを併用すべき理由についてお話ししました。
転職エージェントと転職サイトを併用することで、質の異なる多くの求人情報を得ることができ、シングルマザーの希望に合うものを見つけ出しやすくなります。
また、それぞれのサービスの活用により、シングルマザーが正社員になるために必要な就職・転職力を漏れなくアップさせることができます。
他のサービスと競合させることで、転職エージェントからは、シングルマザーの就職・転職に向けて熱心な取り組みを受けることができます。
シングルマザーが、仕事と育児の両立がしやすい企業に正社員として就職するには、転職エージェントと転職サイトの併用は欠かせません。これらのサービスの併用を強くおすすめします。